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Monthly Archives: 2月 2014

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作品集「三つ編みと編む」販売

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「三つ編みと編むBRAIDING BLADE」

髪の色を変える、それを編む、その行為の表面は軽やかに人種、性別を超えていってしまうようにも見える。髪が光に透けるとアクリル糸のよう。

人毛ではなくアクリル糸を染めた作品をつくり、三つ編みから文化と広まりを考察をしたものをテキストにまとめ、作品集にしました。

◉ 肌の色と民族による装飾との関係性
◉ 人種、性別、環境

模索舎タコシェにて、作品のポストカード付き、印刷部数がすくないので、表紙の紙をそれぞれ変えてます。 850円で販売。店頭にてご高覧ください。

まだ十分に精査された内容ではありませんが、社会と文化を本のような形体の作品と冊子で考察するシリーズの2冊目になります。

補足引用:最後の頁はCOMINGから。

A5, 28p, 2013-2014
Graphic, Design, Text and Photo by Megumi Iida

作品集「Frills and Days」販売

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「Frills and Days 装飾の行方」

11年仕事場のある渋谷、流行や独自の深化をとげているコンパクトシティにおける場所で、お洒落というフリルの様な装飾性をポイントとして話した4人の男女の不安:放射能,表現の提示、日常の違和感、死の淵との距離についてを古着、刺繍、ペインティング、シルクスクリーンで2種類の作品を制作。

その後、装飾性と日常の思考を考察し、テキストを書き一冊の本にしています。

模索舎タコシェにて、作品のポストカード付き、部数が少ないので表紙の紙をそれぞれ変えてます。 850円で販売。店頭にてご高覧ください。

 A5,12p, 2014
Graphic, Design, Text and Photography by Megumi Iida

大学で制作しました雑誌「中庭」発売

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雑誌「中庭」が2月1日に発売されました。

場を作り出していく葛藤とその後をインタビューにまとめた雑誌になります。

9ヶ月前に発売予定でしたが、予算の都合からデザインの変更をすることにより、未熟と感じられてしまうこともあるかもしれませんが、私もより読みやすいレイアウトを考えるきっかけとなりました。場を作り出していくことや編集に興味をもたれました際はご高覧ください。

私自身は、後半は今後の研究テーマの絞り込みや大学院への準備、レジデンスのことも考慮に入れながら、仕事も重なってしまい、積極的に参加することができませんでした。とても申し訳なかったと思っています。

発売店舗(2014.2.11):代官山蔦屋書店、パルコブックセンター(リブロ渋谷)、タコシェ、tumblrからの通信販売

特集:つくることを、つくるとこ。
渋家 齋藤桂太

6次元 ナカムラクニオ

DESIGN SOIL 田頭章徳 (神戸芸術工科大学)

PHYSICAL TEMPO いすたえこ、川沿い船長、伊藤ガビン

ASOKO ダブ丸、たまちゃん、フキン

SUPER DELUXE マイク・クベック

シブヤ大学 伊藤剛(ASOBOT)

SPECTATOR 青野利光

SUNDAY ISSUE

自ら行動を起こし、メディアやスペースを立ち上げた、総勢9組のインタビューを掲載。
設立から現在に至るまでの経緯に迫ります。
ものづくりに関わる人が自分の居場所を作るために、役立つヒントが満載です。(通信販売のテキストから引用)

多摩美術大学 卒業制作展

2014年2月1日〜2月3日、多摩美術大学造形表現学部(上野毛駅下車)にて、デザイン学科卒業制作展、大学院終了展、映像演劇学科年度末企画発表がおこなわれています。

様々な表現、研究の成果を見にいらしていただけますと幸いです。

卒業後もできる限り丁寧に研究、制作、発表を続けていきたいと考えています。デザイン領域における挑戦を20年近く続けてきました。チームでのグッドデザイン賞を始め、スープストックのロゴなど会社として、とても微力ながらできることを続けてまいりました。少しずつ今後は、個人としての美術を通した研究、探求、制作へと移行していきます。

食堂前で展示をしています。

未熟ではありますが、デザインとしてのコンセプトで制作したものではありません。

写真は、私の卒業制作「分割できない歪み  Indivisible to distortion」

分割できない歪みとは、情報としての整理が難しい現象の本質を会話と考察を繰り返し、可視化したものである。
すべての人工物は手から生み出されていく。
手刺繍は、ひと針ひと針縫っていく制作プロセスとその時間が可視化される手法であり、
衣服は第二の皮膚、古着は無名性の生きた時間を内包した一枚の布である。
其処に刺繍が施されることで、新たな生命が再生する。

死を見つめることで、生命の本質に戻っていく。
記憶、痛み、時間、とどまることなく変化していく日々のあわい。
儚さ、常に変化し、移ろいゆくときのなかで、生命のリアリティを再構築する。

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