昨日、カンブリア宮殿にグラフの北川一成さんが出演していました。
村上龍さんが『北川さんのお母さんは、綺麗な虹を見ていた北川さんにビニール袋に入れて、「虹がここにあるわよ。」』と言ったというエピソードを話していました。
小さい頃に虹を見ながら「綺麗。虹の始まりってどこ?」と母に訊ねたら、「あなたなら行けるわ。行ってきなさい虹の旅」と。
思い出すと幸せな気持ちになります。
子供の頃、どうしても虹の旅に行きたいと思ってました。(今でも始まりを見に行きたいと思う)。
本当に美しいものには、近寄ってみたくなり。
ディティールも 質感も 形状ですら 微妙に曖昧でわからないほど遠くても 美しいと感じるものから目を離すことは難しく。
時にはぼんやり 時には直視 同じ様、数分間だけの美しさをただ眺めています。
写真は、このまえ架かった虹と庭にやってきた蝶。