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Category Archives: Lecture And Workshop

toride.e.conteゲストトーク「デザインとアートによる展開:つくる 生きる 響く」

説明文

3月22日 17:00〜19:00「デザインとアートによる展開:つくる 生きる 響く」
スピーカー:飯田めぐみ
参加料:500円
場所:Toride Art Project オフィス2F(〒302-0024 茨城県取手市新町2-5-5)
アクセス:取手駅西口より徒歩1分

http://actica.wix.com/torideconte

1:デザインが生み出される プロセスと主観的個性との関わり
2:社会貢献とデザイン
3:アートによる展開

こちらの内容で、話をさせていただく予定です。東京から遠いですがよろしければご参加ください。
後日、録画していただきました内容がウェブにアップされるとのことです。

主催:toride.e.conte 
助成:平成25年度取手の芸術活動連携サポート事業

※TORIDE.E.CONTEとは
まっさらなスケッチブックに、どこまでも広がる、絵コンテ。
多くのアーティストが集まる茨城県取手市を拠点にした創造の記録を発信していく。取手アートプロジェクトと取手市が、様々な形態のプロジェクトを通して、取手の姿を現在進行形で描いていきます。

 

本田技研 講演「飲酒運転はなぜ止まらないのか?被害者と加害者の行方」

2013. 10. 21、株式会社ホンダ四輪販売甲信 本社  HondaCars山梨 / HondaCars 松本中央からの依頼で、NPO MADD JAPANの代表として「飲酒運転はなぜ止まらないのか?被害者と加害者の行方」60分〜70分の講演を、250名の本田技研社員へ向けて、してきました。

それぞれに、実現していきたいことがあり、その時点で直面したトラブルを誤摩化さず、丁寧に向き合っていくことの重要性について話をしました。

「本当に聞けてよかったです。これからの方向性の起点になりました」という感想をいただきました。このような感想とともに、下を向いて考えていた様子を見かけることで、思考していく、制作へ反映させていくきっかけとなりました。ありがとうございました。

下記が、講演内容になります。

◉ グラフィックデザイナー、アートディレクターのしごと、時々おこなっているアートとしての制作と展示

◉ 度を超えて飲酒をし続けることでの影響
• 身体と脳への影響(具体例:肝臓、脳、思考)
• 飲酒を通して成人前までの「命を守るプログラム」
• 刑務所や少年院でおこなっている「受刑者プログラム」

◉ 飲酒運転による交通事故死の国際比較

◉ 事故の裏側にある数字のカウントではない「悲しみ」

◉ 心理と精神の方向性と飲酒の影響
•ストレスと怒り「感情のコントロール」
• 表面的ではない、本来のコミュニケーションの重要性

◉ 被害者の状況
• 事故死によって大切な人を失ってしまった人たちの過去と現在
• つくり手(アーティスト、作家、音楽家)が、大切な人を失ってしまったことをきっかけとした制作、方向

◉ 加害者の状況
• 飲酒運転によって起こしてしまった事故直後の様子と被害者との関係

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水野教授とナラティブ考察ワークショップをしました

9月1日、臨床人間学の観点からナラティブについて研究をされている水野教授(麗澤大学名誉教授)と対談形式のワークショップにて、デモンストレーションをおこないました。

心理学や哲学、私も書かせていただきました書籍、少しではありましたが民俗学者の柳田國男さんに感銘を受けたことなどが話題の中心となりました。

集中力を持って、人生を構築していくことや、実現していくための集中力、それと共に、友人や家族の存在の大きさについて、考える事が多くありました。

その中で、数十年生きてきて全てが中途半端で、会社も数年で辞めてしまい継続ができません。どうすればいいでしょうという質問がでました。私なりに、できる限り答えながら、切り捨ててはいけない本来の社会の意味を考える時間でもありました。

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札幌AIR-Gで収録:講演とワークショップ

1月28日、昨年のラジオ出演に引き続き、今年もJ-WAVE系列の札幌にありますラジオ局AIR-G 「飲酒運転をゼロへ(仮タイトル)」の収録で講演「希望へ繫がる未来」とワークショップ「酔った状態を疑似体験できるゴーグル」の収録をしました。放送は3月3日になります。

こちらは、飲酒運転に対する10代の思いを北海道内で公募し、選ばれた10代の一人が、2006年に福岡で起きてしまった飲酒運転による悲しい事故をきっかけに始まりました STOP DRUNK DRIVING PROJECTにて、作品を発表するための表彰式を兼ねたAIR-G主催の特別企画になります。

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文科省教育推薦プログラム:「高校での講演と受刑者教育」

2012年9月28日、北海道の刑務所にて、受刑者へ向けて『被害者と加害者の心の痛みと再生」について授業をしてきました。

1時間の授業が、2時間を経過してしまいましたが、最後に『もう二度としません。心の痛みを理解して、できるだけ誠実に生きたい」と受刑者から感想の言葉をもらったときに、これからどうなるかはわかりませんが本当にその気持ちを忘れないで、自分の犯してしまった罪を勲章ではなく、より良い方向へ活かしていってほしいと心から思ったことを伝えて授業を終えました。

またお願いしたいですと刑務官に言っていただき、私の気持ちも軽くなりました。

●一枚目:授業当日の札幌の朝。●二枚目:受刑者が製作したものを販売している売店。

●三枚目:一番人気の函館刑務所デザインのリバーシブルバッグ(通販可だそう)●四枚目:羽田空港。

●五枚目:札幌で人気のタルト屋さん(札幌行くと寄ってしまいます☆)●六枚目:はらドーナツ(も好き)

     

 

2012年6月28日、千葉県立旭農業高校全校生徒へ「命の大切さ:考える、受け止める鼓動、行動」を起点に、楽しむことや考えることの集中力について、デザイナーとしての私のことや作家、遺族の事例をあげて講演をしました。

 

講演「新日鐵株式会社、札幌刑務所受刑者への授業、千葉県立旭農業高校」

◎新日本製鐵株式会社での講演「ハートからつながってく未来ーうごく・できること・考える」

今年は震災や原発のことがあり、多くの人の気持ちが「相手を周りを助ける優しさへ」と変わってきていることをとても感じましたので「ハートからつながってく未来ーうごく・できること・考える」 を主題として全回を少しずつ内容を変えながら、4月から6月まで6回の講演をしました。

1時間半の講演で「簡単なコミュニケーションに必要なこと」について、私のアートディレクター・グラフィックデザイナー、としての経験を踏まえながら、マッドジャパンのこれまでの活動から話しをはじめました。
1:自分の気持ちを相手に伝えるために「最初にコンセプトを持つこと」
2:じっくりと焦らず取り組む「攻撃をするのではなく、互いを活かしていくことの重要性」
3:優しさ「薄いコミュニケーションではなく、その先へ繋がり相互関係でよりよくなっていくための関係作り」

被害者としての気持ちや葛藤と、行動していることについて社会ニュースなどの事例をできるだけ多くだして、それぞれの行動の比較をしながら、聞いていて眠くならないように配慮しながら、進めました。(座って聞いていますと、どうしたって眠気に襲われてしまうものです。私も徹夜明けの時には。楽しみにしていたにもかかわらずぐっすり寝てしまい、起きたら講演が終わってた!ということが何回かあります)

心の痛みと葛藤、生きることの豊かさを楽しむこと、その後の社会への行動との直結について話し、アートディレクターとしての私の仕事を紹介して、酔いの状態を体験できるゴーグルでワークショップをして終了となりました。

今回もほぼ全員600名弱の新入社員からの感想文が届きました。
「絶対、飲酒運転はしない」がダントツに多い感想でした。そして「コミュニケーションについてもっと詳しく知りたいです」「死についてあまり考えないのでわかりづらかったが、考えるきっかけになりました」など。講演を成功することができて良かったです、これからの参考にしていきますと思えるものばかりでした。

ありがとうございました。

  

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◎文科省から教育推薦プログラム:札幌刑務所にて受刑者への授業「疎外感、被害者と加害者の心の痛 みとその後」

6月25日、文科省から教育推薦プログラムとなっています「受刑者への授業」の依頼で、札幌刑務所で1時間10分ほど「疎外感、被害者と加害者の心の痛 みとその後」について授業をしました。

刑務所の教育を担当している刑務官から「是非、またお願いしたいです」と数日前に電話をいただきました。

被害者と加害者の負った最初の瞬間の心の痛みと、その後の社会的な反応の違いにおいての葛藤とその後の行動、被害者としての気持ちと考えて向き合う時間についてや、私の10数年前にスタートしたグラフィックデザイナーから、デザイン会社取締役としてアートディレクターとしての現在、家族と共に社会から「飲酒運転による悲劇をゼロへ」を目指してきた活動、そして妹を亡くしてからの両親との関係について話しました。

周りを攻撃するのではなく、比較と検討を繰り返しながら、活かしていくことが大切なことのように思える対話形式の授業でした。

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 ◎文科省から教育推薦プログラム:千葉県立旭農業高校全校生徒へ「命の大切さ」について講演

6月28日、千葉県立旭農業高校全校生徒へ「命の大切さ:考える、受け止める鼓動、行動」を起点に、楽しむことや考えることの集中力について、デザイナーとしての私のことや作家、遺族の事例をあげて講演をしました。

こちらの高校で、今年の始めに免許を取得をして間もない生徒が交通事故で亡くなる悲劇がありました。私は、どのように進めるかを考えながら「命の大切さ」を起点に、楽しむことや考えることの集中力について、デザイナーとしての私のことや作家、遺族の事例をあげて講演をしました。高校の先生から「良かったです。考えることのきっかけをいただきました」とお礼の電話をいただきました。 衝撃的な事故が起きてそれほど経過していないこともあり、それぞれに葛藤と社会の反応へのもどかしさが消化されてはいないようにも思われましたが、一人でもこれからのヒントを見つけてもらえたなら、やって良かったと思える先生からの電話でした。ありがとうございました。